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Vol.

日本の伝統的なお菓子 和菓子

2022.10.20

日本の食文化と聞き、あなたは何を思い浮かべますか?寿司、天ぷら、ラーメン…などなどたくさんあります。

しかし、今回は1000年以上の歴史を持つ和菓子について、特徴や伝統など、和菓子の知られざる魅力をご紹介いたします!

 


1,和菓子の特徴と種類は?

2,和菓子と洋菓子の違い

3,季節との関係

4,ぜひ味わってほしい和菓子


和菓子の特徴と種類は?

日本の誇るべきお菓子である和菓子。春、夏、秋、冬の四つの季節との結びつきが強く、美味しい味わいのほかに視覚的な美しさで季節感をあらわすという特徴があります。菓子そのものの中に季節感があるという点で、和菓子に並ぶ食べ物はありません。

一般的に和菓子には三種類あり、30%以上の水分量がある生菓子、10~30%のものは半生菓子、10%以下は干菓子に分類され、お菓子に含まれる水分量と保存性によって分けられています。生菓子の代表的な和菓子はどら焼きや大福、半生菓子は最中やようかん、干菓子はおせんべいやこんぺいとうなどが挙げられます。

 

和菓子と洋菓子の違い

洋菓子は小麦粉や卵、バターや生クリームなどの乳製品が多く使われ、しっかりとした甘さが特徴です。それに比べ、和菓子は主に小豆や餅粉などを原料としているので、ふんわりとやさしい甘さが特徴です。また、水分が多く含まれ、動物性の原料を使用していないことも和菓子の特徴として挙げられます。ただ、今では大福にチョコレートやホイップクリームが入っていたりするので綺麗に分けるのは難しいですね。

 

季節との関係

和菓子には四季と大きな関係があり、季節を二つの方法でとらえています。ひとつは「その季節だけにつくられる和菓子」、もうひとつは「季節を表現する和菓子」です。「その季節だけにつくられる和菓子」は、桜餅、花びら餅、水ようかんや栗の菓子などです。春になれば桜をイメージした生菓子が、秋になると紅葉をイメージした和菓子が店頭に並び、季節の到来を告げます。

その季節が過ぎると「来年またお目にかかりましょう」と、すっと身を引き、次の季節の和菓子に席を譲るという潔い和菓子です。一方、「季節を表現する和菓子」は、形や色合い、菓銘の響きで季節を表現し、感じてもらう和菓子です。これを上生菓子と呼び、練り切り、ようかんやきんとんなどがあります。

その風流で優美なビジュアルにより、宴席、おもてなしの場、新年、祝い事の場所などでも重宝されています。芸術的で美しい細工がされていたり、色が鮮やかで風流であることが特徴です。

日本の素晴らしい四季を、和菓子で感じてみてはいかがでしょうか。

 

ぜひ味わってほしい和菓子

日本に訪れたら、みたらし団子を一度は食べていただきたいです。

みたらし団子とは、砂糖醤油の餡をかけただんごのことです。砂糖醤油の餡はみたらし餡とも呼ばれます。食感はモチモチしています。

みたらし団子という名前は、京都にある下鴨神社の前にある御手洗池から溢れ出てくる水の泡の形をかたどってできたものといわれています。

現在にも発祥が伝わる有名な団子が下鴨神社の近くにある茶屋「加茂みたらし」にあるみたらし団子です。きらきらと光って美しく、かわいらしい見た目です。
 

◆アクセス情報
京都市バス「下鴨神社」下車 徒歩1分
ちなみに京都はお茶の名産地としても有名です。みたらし団子とともに、ぜひお茶も楽しんでくださいね!

その他にも京都には老舗の和菓子屋さんがいくつもあるため、京都で和菓子をたくさん味わってみてください。
 

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